ミーナ友の会とは ABOUT US
☆バングラデシュの識字教育への支援として
1980年代のことです。東京の西のはずれにある小さな昭島幼稚園では,保護者のボランティア活動の一環として、バングラデシュの子供たちへ寺子屋式学校を贈る活動(サンフラワー計画)へ、空き缶集めなどをして得たお金を送っていました。
☆障害のある子ども達へも教育の機会を
サンフラワー計画のバングラデシュ代表である故ミーナ・マラカール女史がこの幼稚園を訪れる機会があり、当時一般の教育制度も足りていなかった状況の中でも「障がい者だからと言って後回しにされるべきではない」と言う医者でもある彼女の強い想いを伺いました。
☆卒園児保護者による支援団体設立へ
1994年。マラカール女史の想いに応えようと、当時の幼稚園主任の先生を代表とするバングラデシュの聴覚障がい児達への教育支援団体「バングラデシュの子ども達と共に歩む会」が結成され、ろう学校運営の支援が約束されました。この「ヒアプロジェクト」と呼ばれるろう学校(ヒア・スクール)はアメリカに本部を置くNPO団体「ワールド・コンサーン」の傘下として登録されています。
☆どうして聴覚障がい児なのか
バングラデシュは世界最貧国のひとつです。教育も医療も遅れています。熱が出ても十分な医療措置を得られず耳に障がいが残ることも多くあります。また、文化的習慣から、親族間の婚姻を原因として障がいを持って生まれる子も見られます。
☆耳が聞こえないとどうなるのか
読み書きが出来ない人がまだまだ多い地方では、話が出来なければ何も伝達できません。話せないことは社会から隔離されたも同然です。
まだまだ偏見の残るこの国では、障がい者は思いやる対象ではなく嫌悪される事もあります。話が出来ないのは耳のせいだと気づかずに、知的障がいだと放置されている事もあるのです。
☆聴覚口話法とは
手話を学ぶ人など、そうはいないこの国では話せる事が大事です。このヒアスクールでは、まず聞こえの可能性を発見し、補聴器を装備した上で、徹底した聴覚口話法を用いて、発話訓練をしています。
日本ではこんな事をしています Activity in Japan
☆職業訓練校支援を追加
2000年より、現地法人「Basic Development Partners 以後BDP」による、貧困層の若者への就労技能訓練への支援も追加しています。BDPはもともとサンフラワー計画の現地実施団体でもあり、この職業訓練校も故マラカール女史の強い希望で支援団体を探していたものです。
☆職業訓練の必要性
貧困は連鎖します。まだまだ十分な情報を得られない貧困層はどうやって収入を得たら良いか困惑しています。ちょっとしたコンピューターの技能、ちょっとした自動車修理技能が彼らの大きな転機をもたらしているのです。
通称「ミーナ友の会」の由来は
私たちが故マラカール女史の希望の
2つを実現していることから来ています。
ミーナ友の会は現地の2つプロジェクトの支援資金のために
会員募集以外にもさまざまな活動を行っています。
☆年2回のチャリティー・コンサート
☆バサー開催
☆祭り開催
☆他団体イベントへの参加
などなど...
どなたでもお気楽にお越し下さい。